生命保険契約照会制度の創設(2021年7月1日から開始しています)
https://www.seiho.or.jp/info/news/2021/20210611_1.html
今回創設された「生命保険契約照会制度」では、契約者・被保険者がお亡くなりになった場合 または 認知判断能力が低下している場合において、法定相続人、法定代理人、3親等内の親族などからの照会を生命保険協会が受け付けて、照会対象者に関する生命保険契約の有無について一括して生命保険各社に調査依頼を行い、生命保険各社における調査結果をとりまとめて照会者に回答してくれる制度です。
つまり、生命保険協会に対して照会をすれば、協会加入の42社との契約の有無についての回答が得られるのです!親がどんな保険に入っているのかわからないことも多いので、これは本当にすばらしい制度ですね😃
利用料は、3000円。照会することができるのは、契約者本人の相続人・法定代理人・3親等内の親族のほか、「任意代理人の範囲は、弁護士、司法書士その他照会対象者の財産管理を適切に行うために照会対象者にかかる生命保険契約の有無を照会するにふさわしいと本会が認めた者とします。」とのことですので、照会をご自身でされるのが難しい方は当事務所にご相談ください☺
今後は財産管理業務において、必ず利用しなければならない制度になると思います。